デジタル一眼 夏の熱い戦い!α100 vs ルミックスL1
今電器屋の一角で静かに、そして熱い戦いが始まっている。
それは、デジカメコーナーのデジタル一眼レフ売り場で勃発している。
AVPトップメーカーであるソニーと
大手家電メーカー松下がデジ一眼へ進出!
7月21日に
ソニーα100が
翌22日に
パナソニック ルミックスL1が店頭に並んだ。
今まで光学機器メーカーだけの市場でデジ一眼市場が一気に熱を帯びてきた感じである。
実機を手に取りファインダーを覗き込む・・・
αといえばミノルタが世界初のAF一眼α7000から脈々と続いてきた歴史あるブランド。
昔、α7000を使っていた僕には思い入れのあるブランドと言える。
α100を手に取る、オヤ!?レリーズボタンを押す前にAFが作動する・・・
なるほど!コレがアイスタートシステムか!ファインダー下にセンサーが設置され、ファインダーを覗き込むと、測光やフォーカスがスタートし瞬時に狙った獲物を追っかける。
ピピッと音が鳴りフォーカスが合う・・・この音が7000と同じ用に聞こえたのは私だけか?
握った感じのグリップ感は良好でミノルタ時代と同じくボディーに手振れ補正システムが内蔵されており、交換レンズの価格がふところに優しい点は好感が持てる。ファインダーも良好でフォーカス速度も申し分なく快適な撮影ができそうだ。
一方L1はライブビューシステムが売り、これはすでに
オリンパスのE-330に搭載されているが、一眼に液晶パネルを見ながら撮影できる機能をプラスした物だ。
またルミックスらしく、ライカのブランドを前面に押し出し、大きな前玉が特徴の15~50mmのOIS内蔵レンズや、デザインもライカのレンジファインダーカメラの雰囲気を持った物に仕上がっている。
手に取ると、ずっしりとした重さと剛性感をまず感じる。ファインダーは左にオフセットされており、この点はベースとなったE-330と同じであり、視野は良好であるがオフセットには慣れが必要だろう。
アナログチックなシャッタースピードダイヤルの操作感も昔の機械仕掛けの一眼レフの様にしっかりとしたモノに仕上がっており、仕上がりは細分まで拘っており、まさにプレミアム!
フォーカス速度も申し分なく、レスポンス良く撮影できそうな感じ。
2台とも店内のワイヤーでつながれた状態で限られた時間でのレポなので実使用においてはまた違った一面が出ると思われる。
それにしてもこの2台値段が違いすぎる。
L1はα100が2台買えるプライス・・・両社のアプローチの違いや元々ある土壌の違いが現れている。
αは誰でもいい写真が取れる事をコンセプトにしているし、L1はプレミアムなデジタル一眼を目指している。
そしてミノルタの後を引き継ぎ、歴代のミノルタ製αレンズ郡が使えるのは新旧のαユーザーにとっても喜ばれるしだろうし、デジ一眼後発松下にとってはフォーサーズシステムは対応レンズ郡は当然の選択肢であったはずだし、交換レンズ専門メーカーの個性的で魅力的なラインナップもユーザーにとっては魅力的だ。
「誰でもいい写真」か「プレミアム」か、
蒸し暑く眠れない夜が一段と眠れない夜になる事は間違いない。
楽天市場へ・・・
私の見てきた店頭価格よりかなり安いですね。
やっぱネット通販で購入かなぁ
SONY α100
panasonic LUMIX L1
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